
米国のワクチン提供申し出、中国「必要ない」と拒否
米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は4日、記者団に対し、
新型コロナウイルスの感染が急拡大する中国へワクチン提供などの支援を申し出ているものの、
中国側が「必要ない」と断っていると明らかにした。中国側とのやり取りの詳細は明らかにしなかったが
「我々はすぐ支援できるように準備を続ける」と述べた。
ジャンピエール氏によると、中国は支援の申し出に感謝の意を示しているという。
同氏は「中国の判断について代弁はできないが、米国は国際社会のリーダーとして
世界の大部分にワクチンを供給してきており、その役割の重要性を理解している」と語った。
米政府は米東部時間5日以降、中国からの渡航者に出発前2日以内の検査と出発時の陰性証明提示を義務付けている。
国務省のプライス報道官は4日の記者会見で「中国側から報告される疫学的なデータやゲノム解析データは十分でなく、
透明性に欠けている。感染拡大を防ぐためにできることは全てやる」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/83fcd6db9add720d8e3bbcc31f0d34261f3232d4