クリスマス休戦は実現困難か 侵略のプーチン氏提案にウクライナ反発
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR16237RR16UHBI001.html?iref=comtop_International_01

ウクライナ侵攻を進めるロシアのプーチン大統領は5日、ショイグ国防相に6日正午~7日にかけての36時間、戦闘を停止するよう命令し、
ウクライナ側にも休戦を呼びかけた。ただ、侵攻したロシアによる一方的な提案にウクライナ側は反発しており、休戦の実現は不透明な状況だ

旧暦を使うロシアやウクライナの正教会では7日がクリスマス。プーチン氏の命令に先立ち、ロシア正教会のキリル総主教が双方に休戦を訴えていた。

 プーチン氏はキリル氏の訴えを考慮したとし、
「戦闘地域には正教会の信者が多く、停戦を表明し、クリスマスイブとクリスマスに礼拝に行けるようにすることをウクライナ側に呼びかける」
としている。

 これに対し、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「ロシアは占領地を去らねばならない。そのときだけ、一時的な休戦が可能になる」とツイッターに投稿し、提案に応じない姿勢を表明した。