毎日新聞2023/1/6 10:11
https://mainichi.jp/articles/20230106/k00/00m/050/010000c

 大相撲の横綱・照ノ富士が初場所(8日初日、東京・両国国技館)の休場を届け出た。6日に開かれた取組編成会議後に発表された幕内の初日の取組に、しこ名は入らなかった。2022年秋場所を途中休場後、古傷を抱える両膝の内視鏡手術を受けて九州場所も全休しており、21年名古屋場所後に横綱に昇進して以降、初めて3場所連続休場となる。休場は15度目で、横綱昇進9場所目で4度目。

 初場所は125年ぶりに1横綱1大関となったが、大関以上で初日から出場するのは大関・貴景勝のみとなる。

 照ノ富士については、22年九州場所後の横綱審議委員会(横審)が日本相撲協会に近況を確認。高村正彦委員長(元自民党副総裁)は「どのくらいで出られるか、よく分からないとの答えがあった。(春場所後の)春巡業には参加するということだった」と説明していた。【村社拓信】