2022年12月明橋市地方裁判所は、昨年9月に市民体育館で倒れていた29歳の女性に対して、その場にいた男子高校生がAEDを使用した際、胸やお腹を執拗に触るなどした行為をセクハラ行為だと認定した。

男子高校生は昨年12月の第一審で、「AEDの音声マニュアル通りに行っていた。でも、AEDパットがなかなか装着できず、その時は慌てていて触れてしまったのかもしれない。しかし故意ではない」と述べており、女性側の敗訴となっていた。しかし、今回の第二審では、明橋市地方裁判所は「パットは胸の下側にも装着できたはず。胸を触ってもいい行為にはならない」として、女性側の逆転勝訴となった。

男子高校生は上告する意向を示しているが、既に高校は休学状態であり、女性側がTwitterで今回の事件を拡散させた影響で実生活にも被害が出ているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2c86bd2c058964a74ae69cc30de5ca82b219394