アラスカ魚類狩漁局( Alaska Department of Fish and Game)は、州の歴史上今年初めて、ベーリング海での冬のズワイガニの漁を禁止した。

 タラバガニは昨年に引き続き2年連続で禁漁となり、アラスカ経済とカニで生計を立てている人々にとって、二重の災難となった。

 州当局によると、ここ2年間で推定10億匹のカニが謎の失踪を遂げたという。これはアラスカの生息数の 90%を占めるという。

 研究者らは、急激なカニの消失が、北極の生態系の健全性にとって悪影響を及ぼすのではと懸念している。



かに地獄 新橋店 村田光広店長
「2、3年前と比べると、カニの仕入れ値が2、3割上がってきてしまってるので、大変になってきました」

料理に使うカニのうちロシア産が8割ほどを占めるといいますが、その仕入れ値が上がっているのです。

かに地獄新橋店 村田光広店長
「円安だったり、ロシアの情勢もあるんですけど」

様々な理由がありますが、輸入カニの価格高騰の背景に実はもう1つ、今年ならではの事情もありました。

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輸入のカニを扱う鮮魚店では、ロシア産のズワイガニやタラバガニの価格を見たお客さんは早くもあきらめムードでした。
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