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【北海道新幹線】札幌〜小樽間の「札樽トンネル」工事「石倉工区」残土 市内張碓に搬入へ

 北海道新幹線の札幌延伸に伴い小樽市内の札樽トンネル「石倉工区」の工事で出る残土について鉄道運輸機構が小樽市の張碓地区に運び込む方針を固めたことが分かりました。
 2020年11月に始まった札樽トンネルの「石倉工区」の掘削工事は残土の受け入れ先が決まらず、2021年12月から中断しています。
 工事を担当する鉄道運輸機構によりますと、住民らから一定の理解が得られたとして、小樽市の張碓地区に残土を運び込むことで調整がついたということです。
 受け入れ先をめぐっては当初、小樽市朝里地区の石切山の斜面に盛り土する計画があがっていましたが、土の中に有害な重金属が含まれていることなどから周辺住民が反対し、市が鉄道運輸機構に再考を求めていました。
 市は新たな方針について21日午後の市議会で報告する予定です。