「大富豪」名古屋が熱い 今年の全国大会開催地に、東京以外初
トランプゲームの定番「大富豪」の全国統一ルールの普及を目指す日本大富豪連盟(東京)は、大富豪の全国大会に当たる二〇二三年の決勝大会を名古屋市で開く方針を決めた。二二年に同市で開いた東海地方予選が盛り上がり、予選突破者が決勝大会でも活躍したことを踏まえた。東京以外で決勝大会を開くのは初めて。
連盟は一一年に活動を開始。各地に独自ルールが存在する大富豪を全国どこでも誰とでも楽しめるように「公式ルール」を定め、大会などで普及を図ってきた。
活動開始から十年を迎えたのを機に、昨年四月に東海地方初の予選を名古屋市中村区で開くと、予想の二倍近い約六十人が出場した。さらに賞金百万円を懸けた同年十月の決勝大会では、東海予選の突破者が優勝、準優勝を独占。代表理事の立入(たちいり)勝義さん(48)=米国在住=ら幹部は「機は東海地方にある」と確信し、二三年の開催地を名古屋に定めた。
現在、名古屋市瑞穂区在住の理事小出次人(つぐと)さん(61)らが日程の調整や会場の選定を進めている。昨年に続き、東海予選の名古屋開催も計画中だ。小出さんは「名古屋駅近辺を会場にしたい。大会を支えてくれる大富豪のスポンサーも探し...
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