男性によると、山上容疑者の父親は、山上容疑者が子どもの頃に突然、亡くなった。その後、母親が旧統一教会に入信し、自宅の売却などで、山上容疑者の生活も徐々に苦しくなっていったという。

 男性が最後に山上容疑者と会ったのは約7年前。山上容疑者の兄が亡くなった頃で、葬儀で「どうして兄ちゃん死んだんや」と涙を流していたという。

 男性は山上容疑者について「母親思いだったが、母親が宗教にはまってから親子の距離が離れていった。こんなことになり、胸が張り裂けそうだ」と話した。
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