【生きているのになぜ】偽造された妻の死亡診断書を提出 逮捕された男(54)「納得いかない」

札幌・白石警察署は8日、偽造有印公文書行使の疑いで白石区に住む無職の男(54)を逮捕しました。

男は1月7日白石区役所の時間外窓口で、医師の印鑑が押された偽の死亡診断書を本物のように装って提出し、行使した疑いが持たれています。

警察によりますと、男は一度偽造の診断書を窓口に提出し立ち去ったあと、再び窓口を訪れ診断書を返却するように要求。

不審に感じた職員が診断書を調べると偽物であることがわかったため警察に通報し、事件が発覚しました。

またこの死亡診断書には男の妻の名前が書かれていましたが、実際には存命しているということです。

このほか札幌市内の公立病院に勤務する実在の医師の名前で押印がありましたが、この印鑑も本物かどうかわかっていません。

調べに対し男は「逮捕には納得いかない」「医師に言われて出した」などと供述しています。

警察は保険金を不正に取得する目的で犯行に及んだ可能性なども視野に、動機の解明などを進めています。

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