https://www.topics.or.jp/articles/-/822908

徳島市の旅館、残った料理を翌日提供 県が指導 旅行割で不正疑いも

徳島市の旅館が、前日に残った料理を提供したり、使用済みの食器を数日にわたって放置したりするなど食品衛生上の問題行為を続けているとして、徳島保健所が食品衛生法に基づいて定期的な指導をしていることが分かった。県の旅行割の「とくしま周遊クーポン」を不正に利用したとの疑いもあり、県が調査に乗り出している。

 経営者の女将(おかみ)は徳島新聞の取材に対し「前日の夜にご飯が多めに残れば、翌朝、同じ客に朝炊いたご飯とともに出すことはある」と一部の問題行為については認めた。クーポンの不正利用は否定した。

 旅館の問題行為については、昨年まで勤務していた複数の元従業員らが徳島新聞の取材に証言した。