>>130
騎馬武者はもっと派手だったようです
ウマもデコってますw

 壮麗だったのは足軽や騎馬武者の軍装だけではなく、馬も同様であった。馬には、豹皮、虎皮、孔雀の尾、熊皮などの「馬鎧」を着用させるものもあったという。騎馬武者はその馬に乗り、金熨斗の施された太刀の大小を腰に下げていた。

なぜ伊達家の軍装は目立ったのか

 伊達家の軍装は、なぜ一番目立ったのであろうか。その理由は、人々が伊達家の軍装にこれまでにない、新鮮なものを感じたからにほかならないであろう。

 『政宗記』では伊達家の軍装について、「異表」という表現を用いている。「異表」とは「普通とちがっていること。変わっているさま」を意味する。つまり、伊達家の軍装は、ほかにはない珍しいものだったのだ。

 政宗の美的センスを象徴するのが、常に黒と金をメインとする色彩感覚である。この二色の取り合わせは、人々の目には派手に映ったらしく、まさしく新鮮な感動をもって受け入れられたようだ。黒を基調に据えるという政宗の色の取り合わせは、遺品である具足や陣羽織などでも確認できる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabedaimon/20210329-00229695