《深層報道+》小中の不登校 最多 複合要因 学び確保苦慮
2023/1/8 12:00

文部科学省と県教委が実施した調査で、群馬県内公立小中学校の不登校の児童生徒は
2021年度に計3781人(前年度比31.4%増)に上り、過去最多となった。
不登校に対する保護者の認識の変化や、新型コロナウイルスの影響下での生活の乱れなど複合的な要因があるとされ、
背景にいじめの低年齢化を指摘する声もある。自治体が対策に乗り出す一方、
民間のフリースクールが運営に苦慮するなど、子どもたちの多様な学びを確保する上で課題が浮き彫りになっている。

多くの当事者らを取材してきたNPO法人全国不登校新聞社(東京)の代表理事、石井志昂(しこう)さん(40)は、不登校の理由の一つにいじめの低年齢化を挙げる。

文科省などの調査で、いじめの認知件数が最も多かったのは小学2年生。
同法人のこれまでの取材で、2年生でも集団で無視したり、黒板に「死ね」などと人を傷付ける言葉を書いたり、会話で相手をおとしめたりするケースが珍しくなかった。
子どもたちは自分がいつ標的になるか、常にストレスを感じている可能性があるとする。
石井さんは「全国の不登校の要因のうち、いじめの占める割合が0.2%という数字は低過ぎる」と疑問視する。

ソースから抜粋
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/226031

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/222958