飲食店で無銭飲食をして追いかけてきた店長から現金を奪ったとして、大阪府警は９日、強盗の疑いで、住居不定の無職、朴哲（ぼくてつ）容疑者（５２）＝韓国籍＝を逮捕したと発表した。「店長から約１２万円を借りたが、脅迫したり暴力をふるったりして金を奪っていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年１２月１６日午後８時４０分ごろ、大阪市都島区東野田町のバーで飲食代金約４千円を支払わずに逃走。追いかけてきた男性店長（２５）を「今いくら持ってる」などと脅したうえで、突き飛ばすなど暴行を加え、ボディーバッグから売上金約１４万円を奪ったとしている。
府警は同２１日に強盗容疑で朴容疑者を指名手配していたが、１月８日に大阪市内で確保。朴容疑者がほかにも、大阪市中央区の繁華街を中心に強盗や恐喝事件に関与した疑いもあるとみて捜査している。
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