プーチン大統領が日本時間6日、18時から36時間の停戦を国防軍に命令している。

 ロシア正教のクリスマスは1月7日である。祈りの時間を与えようと考えるプーチン大統領は、
いかなる状況であっても失ってはならない人としての心が感じられる。

 一方、ウクライナ側はこの停戦を評価するどころか「偽善は自分の中に留めておけ」と極めて強い口調で批判しているが、
闇雲に批判するゼレンスキー大統領の頭づくりはどうなっているのだろうかと首を傾げざるを得ない。

 ウクライナにも熱心なロシア正教の方が沢山いるので、
プーチン大統領は配慮しての36時間停戦を発表したと私は受け止めている。

 そもそも論だが、ウクライナは自前では戦えない国で、アメリカ、イギリスから
武器や資金援助を受けてかろうじて戦っているのではないか。

 自分の力で戦えない国がどうして大きなことを言えるのか。その感覚がウクライナ問題の根源である。
冷静に大局観を持って対応すべきではないか。

 プーチン大統領の新年のお年玉とも言うべき「停戦」を、G7、G20の首脳は重く受け止め、
停戦を実現してほしいものである。

https://ameblo.jp/muneo-suzuki/entry-12782955257.html