GeForce/Radeon問わず、GPUのオーバークロックツールとして人気の「MSI Afterburner」だが、
海外メディアWccftechの報道によると、ロシア/ウクライナ戦争の影響により、MSIからロシアにいる開発者への開発費の支払いが滞り、現在は開発者の好意だけで開発が続けられていたという。
発覚した発端はGuru3Dのフォーラムに投稿された、MSI AfterburnerでRadeon RX 7900 XTのGPU電力の数値が取得できない問題に対しての作者の返信で、
Afterburnerのライセンス契約に基づくMSI側の履行(支払い)が停止してから11カ月経過したという。そのため作者はモチベーションが低下していた。
Wccftechの報道以降、MSIからWccftechに連絡があり、戦争によりMSIの支払いが作者の銀行に振り込まれなかったことが明らかとなった。
今後は作者と連絡し解決していくとしている。
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https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1468964.html