SNS上で「人気のトレーディングカードを販売する」とウソをつき、現金40万円をだまし取ったとして、埼玉県の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、埼玉県春日部市の職業不詳・相場優樹容疑者(28)です。
警察によりますと、相場容疑者は2021年11月、京都府八幡市に住む男性(30)に対し、人気のトレーディングカード「遊戯王」が多数撮影された写真をLINEで送り、「欲しいのがあれば全然安くだしますよ」などと言ったうえで、代金を支払えば希望するカードが手に入るとウソをつき、カード30枚分の代金名目で男性から現金40万円をだまし取った疑いが持たれています。
2022年1月に「お金を振り込んだがカードが送られてこない」と男性から警察に相談があり、3月に被害届を受理した警察が捜査を続けていました。警察が家宅捜索したところ、相場容疑者の自宅からはカード自体見つからなかったということです。
警察の調べに対し、相場容疑者は「認否は弁護士が来てから話す」と話しているということです。
日本玩具協会の発表によりますと、2021年度にトレーディングカードの市場規模は前年度と比べて約558億円と約1.4倍に伸びていて、「遊戯王」も人気が高いということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7a85cb5bfcabe5aadea470e7194fe07b4324ca1