https://times.abema.tv/articles/-/10063653
赤ちゃんの“もぞもぞ動作”には意味がある 東京大学の教授らが研究
生後間もない赤ちゃんが手足をもぞもぞとさせるのは、歩く動きにつながる動作であることがわかった
赤ちゃんは、意識的ではなくても自発的に手足を動かすことがある。この動作が将来の歩行運動などにつながっていることが、東京大学の金沢星慶特任助教と國吉康夫教授らの研究によってわかった。
実験では、新生児と乳児、合わせて22人の手足にモーションセンサーを取り付け、筋肉と感覚の間を流れる情報などについて解析した。
その結果、赤ちゃんは成長するに連れ反射的な動きから意思に基づく動きができるよう発達し、発達に伴う行動の変化は、好奇心や探索に基づく可能性もあるそうだ。
赤ちゃんは、これまで考えられてきたより早くから「意識せず複雑な運動を自由に行う」準備をしているかもしれないという。