政府が次期国会に提出を予定する入管難民法改正案の概要が明らかになった。2年前の旧法案の骨格を維持し、当時与野党がいったん大筋合意した修正協議からも後退する内容となった。野党や支援団体の反発は必至とみられる。
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一方、会期中の同年3月、名古屋出入国在留管理局に収容中だったスランカ人女性のさん(当時33)が死亡。入管の対応が問題となり、修正協議は最終的に決裂した。政府・与党は成立を断念し、同年秋の衆院解散で廃案となった。
与野党修正合意はどこへ…法改正案、こだわった旧法案の骨格維持
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