ポスティングシステムで米大リーグ入りを目指していた阪神・藤浪晋太郎投手(28)がアスレチックスと契約合意に達したことが10日(日本時間11日)、明らかになった。複数球団と交渉していたが、米球界関係者によると、昨季ア・リーグ西地区最下位に沈み、チーム再建に乗り出したア軍が好条件のメジャー契約を提示したもようだ。藤浪はこの日、渡米しており、近日中に正式発表と入団会見が行われる。
年をまたいで、藤浪の移籍先が決まった。米東部時間14日午後5時(日本時間15日午前7時)の交渉期限を前に、争奪戦を制したのは、アスレチックスだった。ポスティングの申請書類が昨年12月1日に米大リーグ機構に受理されてから1か月以上を経て、ようやく決着となった。