岸田文雄首相は米ワシントンで13日午前(日本時間14日未明)、バイデン大統領と会談した。首相は昨年12月に国家安全保障戦略など安保関連3文書を改定し、防衛力を強化し、防衛費も大幅に増やすことなどを説明。バイデン政権の国家安保戦略とも方向性が軌を一にしていると確認し、日米同盟の強化をアピールする考えだ。

会談の冒頭、バイデン氏は「日本による防衛費の歴史的な増額や新たな国家安保戦略で、我々は軍事同盟を近代化している」と日本の取り組みを評価した。首相も「防衛力の抜本的な強化を定め、予算を拡充する新たな方針を示した。このことは日米同盟の抑止力、対処力を強めることにつながる」と語った。

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