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南日本銀行の東京支店、鹿児島銀行東京支店と同じビルに

鹿児島銀行と南日本銀行は10日、4月に南日本銀の東京支店と東京事務所を鹿児島銀が東京都内に所有するオフィスビルに移転すると発表した。同ビルには鹿児島銀の東京支店と東京事務所が入っている。同じビルに入居することで両行と取引がある顧客が1カ所で手続きができるなど、利便性向上につなげる。

南日本銀の東京支店・事務所は千代田区鍛冶町にあり、従業員が4人いる。4月24日からは中央区日本橋にある「東京鹿児島ビル」の2階(約156平方メートル)に移転する。同ビルは鹿児島銀が所有している。

東京に事務所を構える両行の顧客企業などによる事業承継や事業継続計画(BCP)に関する相談に対して両行で連携しやすくなるほか、将来はATMの共同設置や税金の納付手続きの一本化などにつなげられないかも検討する考えだ。