大学入学共通テスト、チャイム早いトラブル 愛知など
大学入試センターは14日、大学入学共通テストの試験会場3カ所で終了予定より早くチャイムが鳴るなどして、試験時間が短くなるトラブルがあったと発表した。
受験生計197人のうち希望者が再試験を受ける。このうち名古屋大が運営した愛知県立高校の会場では5秒早いチャイムが原因で「地理歴史」「公民」の受験生101人が再試験対象となった。
山口大の会場では試験開始前に火災報知機が鳴ったため、国語の試験開始を30分繰り下げた。この会場の志願者は約580人だった。別の建物に入る研究室の機械から出た煙が検知され、安全確認のために試験開始が遅れた。
このほか、JR中央線が遅延した影響で、一橋大や東京外国語大などの会場が一部の受験生の試験時間を繰り下げた。
例年最も受験者が多い外国語は志願者数の90.7%にあたる46万5043人が受験した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE142ZW0U3A110C2000000/