米国株への見直しに向かわせる半面、日本株への利益確定といった見方に
13日の米国市場はNYダウが112ドル高だった。
1月のミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想以上に改善したため景気への悲観的見方が後退した。
さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する上で注視している同指数の1年期待インフレ率が
大幅に低下したため金利先高観がさらに後退しハイテクが買われ相場をプラス圏に押し上げた。
日経225先物は円高が重荷となり、ナイトセッションで一時25670円まで売られた。
ボリンジャーバンドの-1σを下回ってきたこともあり、年初に付けた安値水準が意識されてくる可能性はある。
週明けの米国市場はキング牧師記念日で休場となることから海外勢のフローは限られる。
薄商いのなか、短期筋による先物主導での売り仕掛け的な動きには注意しておきたい。
https://jp.reuters.com/article/idJP00054400_20230116_00120230115