エアドロップで女性に盗撮画像を送信、24歳男「スリル味わいたかった」
盗撮した画像をアイフォーンの無線通信機能「エアドロップ」を使って被害女性に送りつけたとして、警視庁亀有署は17日、埼玉県越谷市の病院職員の男(24)を東京都迷惑防止条例違反(盗撮、卑わいな言動)容疑で東京地検に書類送検した。
捜査関係者によると、男は昨年8月1日夜、葛飾区のJR亀有駅構内で、20歳代女性のスカート内をアイフォーンで盗撮した上、その画像をエアドロップを使って女性のスマートフォンに送信した疑い。調べに容疑を認め、「女性の反応を見て、スリルを味わいたかった」と供述している。
女性が画像に気づき、近くの交番に相談した。男はその場から立ち去ったが、駅構内の防犯カメラに上りエスカレーターで女性を背後から盗撮する男の姿が映っており、亀有署が足取りを捜査して男を特定した。
エアドロップは、近くにあるアイフォーン端末同士なら、メールアドレスなどが分からなくても画像や動画などのデータを送受信できる。端末の設定で、他人からデータを受信しないようにすることもできる。
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