文部省の「手びき」にも、
本書に示される筆順は、学習指導上に混乱を来たさないようにとの配慮から定められたものであって、
そのことは、ここに取りあげなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、
また否定しようとするものでもない。
「筆順指導の手びき」(1958年(昭和33年))「1.本書のねらい」より
本書に取りあげた筆順は、学習指導上の観点から、一つの文字については一つの形に統一されているが、
このことは本書に掲げられた以外の筆順で、従来行われてきたものを誤りとするものではない。
「筆順指導の手びき」(1958年(昭和33年))「5.本書使用上の留意点」より
と明示しており、したがって、これをもって唯一正しい筆順と根拠づけることはできないものとされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%86%E9%A0%86