大学入学共通テスト2日目 不正行為で2人が試験結果無効に

全国で51万人が出願している大学入学共通テストは15日、理科と数学の
試験が行われ、2日間の日程が終了しました。

・2人が定規を使う不正行為
今回の試験で大学入試センターは、15日に定規を使う不正行為があったとして、
東京都と静岡県の会場であわせて2人の受験生の試験結果をすべて無効としました。

一方、ことしはスマートフォンを使った不正行為は15日の時点で確認されて
いないということです。ことしの大学入学共通テストでは、遅刻できない受験生の
心理につけこむ痴漢が問題となるなか、警視庁が駅などで警戒にあたりました。

また、去年、東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられた事件や、
試験中にスマートフォンで問題を外部に送る不正行為があったことを受け、
各試験場では警備や対策が強化されました。

新型コロナの感染拡大が続くなか、受験できなかった人のために、
今月28日と29日には追試験が設けられています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230115/k10013949891000.html