年末に大阪 堺市で町内会のパトロールをしていた男性4人を車ではねて2人を死亡させ、そのまま逃げたとして逮捕された建設作業員が、「酒を飲んで居眠り運転をして事故を起こした」と供述していることが分かりました。一方、「人をはねた認識はない」などとひき逃げについては否認しているということです。
先月27日の深夜、堺市中区の市道で町内会のパトロールをしていた男性4人が車にはねられ、2人が死亡した事件で、警察は近くに住む建設作業員、猪木康之容疑者(49)をひき逃げの疑いで逮捕して経緯を調べています。
捜査関係者によりますと、調べに対し「運転前に酒を飲んだ。居眠り運転をして事故を起こした。事故には音で気がついた」と供述しているということです。
事故を起こす直前に居酒屋など2軒を訪れ1軒目でビールなどを4杯以上、さらに別の店でも車を運転する直前まで酒を飲んでいたとみられるということです。
事故を起こす直前に居酒屋など2軒を訪れ1軒目でビールなどを4杯以上、さらに別の店でも車を運転する直前まで酒を飲んでいたとみられるということです。
警察は、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態で事故を起こしたとして容疑を危険運転致死傷などに変更して17日、検察庁に追送検しました。
猪木容疑者は「事故を起こして立ち去ったが人をはねた認識はなく電柱か何かにぶつかったと思った」と供述し、ひき逃げについては否認しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230117/k10013952491000.html