千葉県教委は18日、1カ月以上無断欠勤を続けている県北西部の公立特別支援学校の男性教諭(28)を、適格性に欠くとして分限免職処分とした。管理職の許可を得ずに自校の女子生徒とLINEで私的なやりとりをしたとして、県立高校の男性教諭(33)を戒告の懲戒処分としたことも発表した。
特別支援学校の教諭は、昨年11月21日以降、行方不明となっており、家族も連絡が取れない状態。県教委は以前の勤務状況に問題はなかったとしている。同日、家族が県内の警察署に捜索願を出したという。
県立高校の教諭は、家庭訪問の際にショートメッセージで女子生徒に個別で連絡したのをきっかけに、LINEでやりとりを始めた。昨年7~12月、生徒の体調などについてやりとりしていた。生徒に好意はなかったと話しており「自分本位だった。よく考えればよかった」と反省しているという。
県教委の担当者は記者会見で「県民の信頼を大きく裏切るもの」と謝罪した。
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