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南米アルゼンチンで、中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のライブ配信中に女児(12)が死亡したとみられる事故があった。女児は息を止めて自らを失神させる「失神チャレンジ」を行っており、窒息したという。地元メディアなどが伝えた。

 アルゼンチンメディアの「パヒナ12」によると、北部サンタフェ州カピタンベルムデスに住むミラグロス・ソトさん(12)は13日、自室で死亡しているのが見つかった。首にベルトが締められた状態で、地元当局は虐待や第三者が関わった形跡はないとしている。

ソトさんのおばがフェイスブックに投稿した内容によると、ソトさんは友人たちとティックトックでライブ配信中、「失神チャレンジ」を行っていたという。失神チャレンジは、首をベルトで締めるなどして自らの息を止めて失神させ、意識を取り戻すまでの様子を撮影する行為。動画の再生数やフォロワー数を伸ばすことが目的で行われるとみられる。

おばは地元テレビ局の取材に対し、「1、2回目の行為ではベルトを緩めることができたが、3回目は失敗したようだ」と話している。