俳優のアレック・ボールドウィン氏が撮影用の銃を誤って発射し、スタッフが死亡した事件について、
地元の検察は、ボールドウィン氏を近く過失致死の疑いで訴追すると発表しました。

この事件はおととし10月、俳優のアレック・ボールドウィン氏がアメリカ西部ニューメキシコ州の映画の撮影現場で、
撮影用の銃を誤って発射し、スタッフが死亡したものです。

地元の検察は、これまで撮影現場での安全管理の状況などについて捜査を進めてきましたが、
19日に「十分な証拠があると判断した」として、ボールドウィン氏を過失致死の疑いで近く訴追することを明らかにしました。

これに対してボールドウィン氏の弁護士は「ボールドウィン氏には、撮影現場に実弾があったと信じる理由はなく、
『銃には実弾が入っていない』という説明を信じていた。検察の判断には著しい誤りがある」という声明を発表し、
争う構えを見せています

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230120/k10013954961000.html