北海道森町の「いかめし」がおむすびに 全国のセブン-イレブンで販売

 北海道を代表する駅弁として全国区の知名度を持つ「いかめし」の味わいを再現した「いかめしおむすび」の販売が1月17日、全国のセブン-イレブン店舗で始まる。

 北海道内の有名店が監修した商品など、北海道のさまざまな味覚を販売する企画「北海道グルメ旅」に合わせて考案した新商品。いかめしの製造元「いかめし阿部商店」(森町)から「伝授された」という「秘伝の煮だれ」でイカを柔らかく煮付け、その煮汁で炊き上げた米をおむすびにした。具材として、煮付けたイカが中に入っている。

 パッケージも駅弁と同じオレンジ系の色とし、ロゴやイカと海のマークも駅弁を踏襲した。セブン-イレブン・ジャパン函館地区マネジャーの木下隆元さんは「誰もが知っている駅弁のデザインを使わせていただき、一目見て『食べてみたい』と思ってもらえるような商品が実現できた」と自信を見せる。

 いかめし阿部商店社長の今井麻椰さんも「パッケージを開けた瞬間に香りが広がり、味もいかめしの味が再現されている。米とイカの位置関係がいかめしとは逆で、新鮮味もある。いかめしを若者に広めることを目標にしているので、これをきっかけに良い広がりが生まれてほしい」と話す。

 岡嶋康輔森町長も「道外に行っても、『いかめしの町』と言えばみんな知ってくれている。改めて、森町を全国に発信する良い機会になれば」と期待を込める。
 価格は183円。販売期間は未定だが、今月末までは販売を続けるという。
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