「園児を同時多発的に殺害する」 徳島の4保育施設に脅迫メール 県警、巡視強化|社会|徳島ニュース|徳島新聞デジタル
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徳島県警は20日、県内の保育施設4カ所に「今日から3日以内に園児を同時多発的に殺害する」と脅迫するメールが届いたと発表した。施設周辺では不審者や不審物は見つかっていない。16日にも県の施設2カ所に「通学中の小学生を殺害する」といったメールが届いており、県警は威力業務妨害容疑で調べている。
20日のメールは差出人欄に「犯行予告」と記載され、午前8時半ごろに徳島市内3カ所と東みよし町内1カ所の保育施設に届いた。管轄する警察署は、正午過ぎから施設周辺をパトロールした。今後は保護者が迎えに来る夕方の時間帯を中心に、パトロールの頻度を増やして警戒する。
メールが届いた徳島市内の保育施設によると、正午ごろまでに県警と県に相談し、午後3時ごろに保護者へ一斉に連絡した。連絡を受けてすぐに子どもを迎えに来た保護者もおり、保護者から話を聞いた子どもの間にも不安が広がっているという。施設の代表の男性は「いたずらにしてはひどい。無関係な子どもたちを巻き込むのは許せない」と憤った。
全国では16日ごろから小学生の殺害を予告するメールが相次いでおり、県内でも同日、県南部県民局と県西部県民局に同様のメールが届いた。