使い捨てプラ禁止に日本は消極的 国際意識調査で最低

プラスチック汚染の削減に関する国際的な意識調査で、新たに策定予定の条約に「不可欠な用途以外の使い捨てプラの禁止」を盛り込むことが重要だと考える人が日本は54%で、調査対象の34カ国で最低だったとの結果を環境団体などが21日までにまとめた。各国平均は75%。

 プラごみ汚染防止のための条約は2024年末の合意を目指し国連の下で交渉中。ほかの厳しい対策でも日本は重視する割合が最も低く、消極姿勢が際立った。

 プラ製品の大量製造国や対策に積極的な欧州など34カ国、計約2万人を対象に、市場調査会社イプソスと世界自然保護基金が昨年8~10月、アンケートした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2196df34ed034429b06d86b9f82ea87550995bb