ザポリージャ原発「状況が確実に悪化」…ロシア軍占拠で「設備の劣化進んでいる」
2023/01/21 22:16
ロイター通信によると、ウクライナのエネルギー相は20日、地元メディアに対し、ロシア軍が占拠を続ける南部ザポリージャ原子力発電所について、「状況が確実に悪化している」と述べ、設備劣化などの問題を指摘した。ロシア軍は、東部ドネツク州北部の要衝バフムト近郊とザポリージャで攻撃を強めており、原発の安全が懸念されている。
ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは20日、一方的に原発を占拠したロシア側によって、安全基準が守られず、「設備の劣化が徐々に進んでいる」と明らかにした。施設に残っている約1500人の原発職員も精神状態が悪化し、ロシア側への協力を拒んでいるという。
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https://www.yomiuri.co.jp/world/20230121-OYT1T50166/