コメの食感際立つソーセージ フランス出身・売木村在住のシェフが考案 ヒントは「おにぎり」だった(信濃毎日新聞デジタル)
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売木村のソーセージ工房兼レストラン「ミラベル」が今冬、村特産のコメを使ったソーセージを販売している。村地域おこし協力隊員でシェフのゴゲ・ファブリスさん(49)=フランス出身=が「フランスのソーセージと日本人が好きなお米のマリアージュ(良い相性)」と考案した。

妻の絵美さん(49)と名古屋市でフランス料理店を経営していたファブリスさん。20年に村に移住し、フランスの伝統的なソーセージを製造、販売している。

コメのソーセージは同国ではあまりないというが、ファブリスさんが好きでよく作るミンチとタマネギを具にしたおにぎりからひらめいた。岐阜県産豚肉のミンチと炊いたコメ、細かく刻んで炒めたタマネギ、パセリなどを混ぜ、豚の腸に詰める。焼くとコメのねっとりとした食感が際立ち、ジューシーな肉とタマネギの甘みが合うという。

売木村、平谷村、阿南町の道の駅などで販売中

絵美さんは「村のきれいな水を使うことでよりおいしくなる。村のPRになればいい」。3本1950円。売木村、平谷村、阿南町の道の駅などで販売中。レストランは冬期休業中で5月に再開する。