原点は「弱者の声を届けたい」
─記者として、人として
https://www.jcp.or.jp/akahata/recruit/news/2020/09/post-14.html

石黒みずほ(政治部記者)

 私は幼少期から、両親が日本共産党員として社会的弱者のために献身的に活動する姿を見て育ちました。2人に連れられ多くの市民運動に参加する中で、「政治は社会的弱者のためにある」「幸せに生きる権利は誰にでも平等にある」と感じていました。

 昔から身近にあった「しんぶん赤旗」の存在。手に取ると、そこには国の悪政や社会の不平等に対し、声をあげ行動する市民の姿が映し出されていました。権力者の動向ばかりを報じる大手メディアとは違い、日本・世界の出来事を〝市民目線〟で伝える「赤旗」の報道姿勢に感動すると同時に、「こういうメディアがなくなれば社会が大変なことになる」と危機感を持ちました。