細田衆院議長、旧統一教会との接点を説明へ 冒頭のみ報道機関に公開
1/23(月) 11:57配信

 衆院議院運営委員会は23日の理事会で、各会派の代表者が細田博之衆院議長と24日午後に議長公邸で懇談し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について、説明を受けることで合意した。野党は記者会見を開くなど公開の場での説明を求めていたが、懇談の冒頭だけ報道機関に公開することで折り合った。

 細田氏は、教団関連団体の会合であいさつする動画などがSNS上で出回っている。野党は昨秋の臨時国会でも説明を求め、細田氏は昨年9月に文書で説明。10月には議運委の山口俊一委員長(自.民)や笠浩史氏(立憲民主)らに非公開で説明した。しかし、教団トップ韓鶴子(ハンハクチャ)氏も出席した会合で、細田氏が「会の内容を安倍総理にさっそく報告したい」などと述べた動画に触れないなど、説明が不十分だと指摘されていた。

 通常国会召集に先立つ今月19日、野党は改めて細田氏に説明責任を果たすよう要求。自.民は細田氏の意向として、各会派の代表が懇談などで短時間やりとりに応じることは可能と説明し、立憲の笠氏は「密室的な形は不十分」としていた。

 昨年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件以降、自.民と教団とが長年にわたって関係を築いてきたことが明るみに出たが、安倍氏や安倍氏に派閥会長を引き継いだ細田氏については、自民の「点検」の対象になっておらず、実態解明は進んでいない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c0bed7e792862658d2e2a077f529017fa5ec86e



細田衆院議長、旧統一教会との接点を与野党に説明へ…議事録は残さず記者会見も行わず
https://news.yahoo.co.jp/articles/f01bc50fbfcc3eb6a6b8afadc893928d512020f0