部下の休みの取り方などについて暴言を吐くなど行き過ぎた指導を繰り返していたとして、長崎県平戸市消防本部は20日、市消防本部の男性係長(57)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。また、平戸市消防署長らこの係長の上司4人についても監督責任を問い、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

市消防本部によると、この係長は市消防署に在籍していた2015~22年にかけて、計6人の部下に対し休みの取り方などについて暴言を吐くなどパワハラを繰り返したとされる。この過程で、部下の背中をたたいたケースもあったという。

昨年10月、係長からパワハラを受けた1人が上司に報告し、発覚した。調査に対し係長は「指導が行き過ぎてしまった。申し訳ない」と話しているという。

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