兵庫県教育委員会は、知的障害がある女子生徒に体罰を繰り返したとして、神戸地区の県立特別支援学校の男性教諭(32)を減給10分の1(6カ月)とするなど、4件の懲戒処分を発表した。


 県教委によると、男性教諭は2021年12月~22年12月、部活動中にランニングを嫌がった女子生徒の尻を蹴ったほか、教室の机上にあった女子生徒の健康保険証のコピーをふざけて持ち出した。

 また、阪神地区の県立特別支援学校の女性教諭(39)は22年5~11月、車通勤で有料道路の利用を届け出ていたにもかかわらず、帰りに一般道を使うことで通勤手当約24万円を不正に受給したとして、減給10分の1(3カ月)にした。

 さらに神戸地区の県立高校の男性教諭(57)を、22年11月に交通死亡事故を起こしたとして減給10分の1(3カ月)に。阪神地区の公立中学校の男性教諭(45)は、22年9~10月に複数の生徒に体罰を加えたとして減給10分の1(3カ月)とした。

https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230125027.html