https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/3/c3f5c_196_d8394d85_e91bd43a.jpg
クレイダイアンさんは前日、妊娠40週の検診で病院を訪れていたが、医師は赤ちゃんが大きく育ち過ぎていることに危機感を覚え、翌日に帝王切開手術が行われた。
こうして誕生したアンガーソン君は体重7328グラム、身長59センチで、アマゾナス州でペドロ・アルイジオ君(Pedro Aluizio)が2014年に記録した出生時の体重6740グラム、身長57センチを超える“同州一のビッグベビー”となった。ただ上には上がいるもので、ブラジル一大きな赤ちゃんの出生体重はバイーア州で2005年に誕生したアデミルトン・ドス・サントス君(Ademilton dos Santos)の8000グラムだという。
アンガーソン君の誕生で6児の母となったクレイダイアンさんは「産まれてくる赤ちゃんの体重は、やはり大きかった兄と同じ4キロくらいかと思っていましたが、まさか7キロ超とは!」と興奮冷めやらぬ様子で述べており、産婦人科のアーテミシア・ペソア医師(Dr. Artemisia Pessoa)も「超音波検査の結果では、赤ちゃんの体重は6キロくらいと推測していたのですよ」と明かし、超巨大児の誕生に驚愕した。
実はクレイダイアンさん、妊娠初期から血糖値が高く、胎児の成長が促進されて巨大児になる可能性が高い「妊娠糖尿病」の兆候があったものの、その後の定期検診をしっかり受けていなかったそうで、出産後に「病院のサポートがなかったらどうなっていたことか…」と述べてスタッフに感謝した。一方でペソア医師は、危険な状況であったことを示唆しつつ、「全てが順調にいったことをスタッフ一同喜んでいます」と語っていた。
世界保健機関(WHO)のデータによると正期産の新生児の場合、男児の平均体重は約3300グラム、女児は3200グラムだそうで、アンガーソン君のように4500グラムを超える超巨大児は血糖値や酸素レベルの監視が必要となる。アンガーソン君は今のところ異常はみられないものの、現在も新生児集中治療室に入院中で、今後は検査が予定されているという。https://news.livedoor.com/article/detail/23591108/