秋葉容疑者が逮捕時に住んでいた東京・世田谷区のアパートに引っ越してきたのは、昨春のことだった。近所に住む50代の男性は、意外にも「会うと気持ちのいい人でしたよ」と振り返る。
「部屋にはもともと20代ぐらいの若い母親、小学生の息子2人、保育園に通う娘の4人が住んでいたんです。その頃は部屋から子供を叱りつける母親の声や、『ぎゃぁぁぁ』と騒ぐ子供の声が異常にうるさく、近所でも『さすがにひどい』と噂になっていました。母親は夜9時頃になると子供を寝かしつけて家を出て、朝5時頃に帰って来る生活を毎日送っていました。夜の仕事をしていたようで、派手な色の下着をベランダにいつも干し、昼は家にいることが多かった。
そんな一家から『拓也くーん!』という、子供の懐く声が聞こえるようになったんです。母親たちが引っ越して来てから3カ月後くらいでしょうか。その部屋から出てきた秋葉容疑者が『ウチうるさいっすよねー』『迷惑かけてませんかね?』と気さくに話しかけてきて、腰の低い人だなと思いました」
秋葉容疑者がこの母親宅に転がり込んだのは、前述の「ソープ行かせるから」と女性客に強制した事件のおよそ半年後のこと。秋葉容疑者が居ついてからは、母親も髪形などが垢抜けてくるなど容姿に変化があったという。
一方の秋葉容疑者は、既にホストからは足を洗っていたのか、髪形や服装も野暮ったかったそうだ。「まさか元ホストとは想像もつかなかった」と苦笑するのは、近隣の40代男性だ。
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