
友香さん(40)は、カナダに移住して7回目の冬を過ごしている。
日本の公立小学校の教員を2016年にやめ、同じ年にカナダに渡った。18年からカナダの保育施設であるデイケアで保育士として働き、20年秋に永住権を取得した。
「8年間教員として働いたけど、どんなに頑張っても、評価も給料も上がらなかった」
早朝から登校指導や児童、保護者の対応に追われ、授業が終わった放課後も職員会議や翌日の授業の準備、採点など仕事は山積みだった。自宅に持ち帰って仕事をすることもあったが、残業代は出なかった。
人生は「命の時間」だ。たくさんの先生がその時間を削って、子どものために尽くしている。日本ではそれが当たり前で先生たちの人生が大事に扱われていない、と感じていた。
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