ロシアが通勤時間帯にミサイル攻撃、ウクライナ首都で1人死亡

[キーウ 26日 ロイター] - ロシアは26日朝の通勤で混雑する時間帯にウクライナに対しミサイル攻撃を行い、首都キーウで少なくとも1人が死亡した。また、黒海に面したオデーサ地域では重要インフラが被害を受けた。

全国的に空襲警報が出される中、キーウでは多くの人々が地下鉄の駅に避難。市当局者によると、市南部の非居住用建物が攻撃を受け、55歳の男性1人が死亡、2人が負傷した。

オデーサ地区の軍政当局によると、重要なエネルギーインフラ施設2カ所に被害があったという情報が入っている。これらの攻撃による死傷者はいないという。

攻撃の開始時、ロイターの記者はキーウから約30キロ離れた地点で、低空で飛ぶミサイルの音を聞いた。

また、キーウやオデーサなどウクライナ各地では、ミサイル攻撃の危険性があるため緊急措置として電力を停止しているという。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-attacks-idJPKBN2U50HC