性善説の孟子、頭のおかしいケンモメンだった [624898991]
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孟子 第一章
孟子が梁の恵王と会見した。
まず恵王が言った。「先生が千里の道もいとわずに、わざわざおいで下さったのは、大いに我が国に利益をもたらそうとしてのことですかな。」
すぐさま孟子が言葉を返した。「王様はどうして利益の話ばかりなさるのです。大事なのは仁義です。
王様が”何か我が国に利益を”と言い出せば、大臣は”何か我が家に利益を”と言い出し、士族や庶民も”何か私に利益を”と言い出すのが当然です。
となれば上から下まで、三つ巴になって利益を争い、国が危うくなるでしょう。
戦車万乗の大国に君臨する王家を滅ぼすのは、かならず戦車千乗の大臣家です。戦車千乗の中規模国に君臨する公家を滅ぼすのは、かならず戦車百乗の家老家です。
第二章
孟子が梁の恵王に会った。王は宮殿の庭の池のほとりに立ち、大小の水鳥や鹿を見回して言った。
「賢者もまた、このような景色を楽しむものですかな。」
孟子「賢者であればこそ、このような景色を楽しめます。そうで無い者は、いくら美々しい庭園をこしらえても、楽しむことは出来ません。
周の開祖文王は、民の力を借りて、庭に見晴らし台や池を作りました。民は喜んでその仕事に励みましたから、見晴らし台をめでたい台、池をめでたい池と呼んだのです。
大鹿小鹿、魚やスッポンの放し飼いを楽しめたのも、昔の人は民と喜びを分かち合ったからです。
『書経』湯誓にこうあります。”こんな世の中滅んでしまえ。王が滅んでくれるなら、巻き添え食らって死んでもいい”と。
民にここまで恨まれたら、どうして庭園に鳥獣が放し飼いにされていても、楽しみを独り占めできましょうか。」
第三章
梁の恵王
「私は国政に当たって、それはもう心を尽くしてきました。東部が飢饉なら、民を西部に逃がしてやり、代わりに西部の穀物を東部に運びました。
西部が飢饉でも同じです。そこで隣国の政治を観察すると、私のように心を配ってはおりません。
ところが隣国の民が逃げ出して減りもせず、我が国に逃げ込んで人口が増えもしません。なぜでしょうか。」
孟子「王様はいくさがお好きだと聞きますから、それに例えましょう。
太鼓がドンドコ打ち鳴らされ、両軍の武器がカチカチ打ち合った頃合い、鎧を捨てて武器を杖に逃げ出した者がおりました。
ある者は百歩逃げて踏みとどまり、またある者は五十歩逃げて踏みとどまりました。五十歩が百歩を臆病だと笑ったら、どうでしょうか。」
中国戦国の王にこのレスバ力はヤバすぎるでしょ 中華でまともな事言ったから珍しくて現代まで残っただけだろ ケンモメンにそんな度胸ない
引きこもって地面に造語書きなぐってる やっぱ墨家(墨子)だわ
以下が、『墨子』に伝えられる墨家の十大主張、通称「十論」である。全体として、儒家に対抗する主張が多い。また、実用主義的であり、秩序の安定や労働・節約を通じて人民の救済と国家経済の強化をめざす方向が強い。論の展開方法としては、比喩や反復を多用しており、一般民衆に理解されやすい主張展開が行なわれている。この点、他の学派と異なった特色を有する。
兼愛(兼愛交利)
兼ねて愛する(区別せずに愛する・すべて愛する)の意。万人を公平に差別無く愛せよという教え。現代でいう博愛主義に近い。儒家の愛は家族や長たる者に対してのみの偏愛であるとして排撃した。また、利益は無差別から生まれ、不利益は差別から起こるとした。
非攻
当時の戦争による社会の衰退や殺戮などの悲惨さを非難し、他国への侵攻を否定する教え。ただし防衛のための戦争は否定しない。このため墨家は土木、冶金といった工学技術と優れた人間観察という二面より守城のための技術を磨き、他国に侵攻された城の防衛に自ら参加して成果を挙げた。また、「一人を殺せば死刑なのに、なぜ百万人を殺した将軍が勲章をもらうのか」と疑問を投げかけている。
尚賢
貴賎を問わず賢者・有能者を登用すること。「官無常貴而民無終賤(官に常貴無く、民に終賤無し)」と主張し、平等主義的色彩が強い。
尚同
賢者の考えに天子から庶民までの共同体全体が従い、価値基準を一つにして社会の秩序を守り社会を繁栄させること。
節用
無駄をなくし倹約せよという教え。
節葬
葬礼を簡素にし、祭礼にかかる浪費を防ぐこと。儒家のような祭礼重視の考えとは対立する。
非命
人々を無気力にする宿命論を否定する。人は努力して働けば自分や社会の運命を変えられると説く。
非楽
人々を悦楽にふけらせ、労働から遠ざける舞楽は否定すべきであること。楽を重視する儒家とは対立する。但し、感情の発露としての音楽自体は肯定も否定もしない。
天志
上帝(天)を絶対者として設定し、天の意思は人々が正義をなすことだとし、天意にそむく憎み合いや争いを抑制する。
明鬼
善悪に応じて人々に賞罰を与える鬼神の存在を主張し、争いなど悪い行いを抑制する。鬼神について語ろうとしなかった儒家とは対立する。
>>10
兼愛に対して孟子は「全てを愛するということは愛するものがいないのと同じで、それはケダモノだ」って返してるんだよね 利益利益、カネカネカネカネといってる奴に
ろくな人間はいないまず仁義を大事にしろという滑り出しは気に入った。 >>10
全部安倍晋三が言ってたことじゃん
これは驚いた >>11
はぇ~
無差別な愛=アガペは愛が無い事と一緒か
西洋的な公平性の美徳と、孝みたいな中国的美徳
東西の価値観の対立の根幹かもな >>11
キリスト教の愛は
アガペー:博愛
エロス:独占
仏教で愛は執着で悪いものとされている
>>20
悟りを開いて解脱すると何もかもどうでも良くなるのがまさに博愛よな >>21
菩薩様になると苦しみの世界にいる人間を救おうと
慈悲と知恵=仏様になる キリスト教と仏教はよく似ているって言われるが
お釈迦様の原始仏教(初期に説いた教え)スッタニパータには「神」という
言葉が出てくる >>18
老子ポジは分かる
無駄に語らず言葉少ないながら質量のある真実をポツリポツリと残していく >>18
タオの方が好きだが小賢しくネット工作してる右派はどう見ても腐れ儒教の連中だろ >>10
ん?
天志
上帝(天)を絶対者として設定し、天の意思は人々が正義をなすことだとし、天意にそむく憎み合いや争いを抑制する。 しかも儒教のおまけ扱いらしいな
顔回系の儒者出身だとかなんとか >>37
昔は本屋の店頭にネトウヨ本じゃなくて論語とか
中国の思想の本が山積みされてた
孫氏の兵法とか 渋沢栄一の論語講義とか貼り付けたら、みんな興味を持って接してくれそう。 (´・ω・`)ケンモオジの生態は老子・草子の思想の方が近い🥺🥺🥺無用の用 恵施
「無限の大きさのものに外側はなく、無限の小さなものに内側がないぞ」
「厚みのないものは、積み重ねても厚みがないが、千里の広さをもつぞ」
「天地、山沢は同じ高さにあるぞ」
「太陽は中天にあると同時に東西どちらかに傾いているぞ」
「万物は一体であると同時に、個別には異なるものだぞ」
「南方は果てがないと同時に果てがあるぞ」
「今日、越国に出発したということは、昨日、越国に到着したということだぞ」
「鎖のように繋がった知恵の輪は、ほどくことができるぞ」
「世界の中央の土地は、越国の南にあり、燕国の北にあるぞ」
「万物を博愛すれば、全て一体だぞ」 >>16
東西ってわけじゃない
老荘あたりにもキリスト教と同じく
「身内を愛するとか盗賊でもやってる、その先が価値あるところだ」ってある 老荘モメンに聞きたいんだけど
「足るを知る者は富み、強めて行なう者は志有り」後半の強めて~って否定的な意味だよな?
努力推奨の意味で引用してる記事をよく見るけど、無為自然を良しとする老荘思想と真逆の考えだし
前半の足るを知ると対になってると思うんだけど違うのかな? >>37
足らざるより均しからざるを患え
(貧乏より不公平で国は滅びるぞバカ) 壁に穴を開ける その何もない空間があるから世界が見える
「無用の有」 >>49
素人の推測だが
足るを知るの後なので
「何かに努めている時点でもうそれが完成形」
て反結果主義、無理すんなみたいな意味に取るのがわりと妥当なのかな 母親もかなりスゴかったようだな
孟母三遷とか孟母断機とか逸話が遺るレベル >>51
荘子 嫌儲篇
イケメンが女の詐欺師に騙された。犯罪の片棒をかつぎ、監獄に入れられて、全てを失った。
次に女詐欺師は、ケンモメンを狙った。
ケンモメンは「俺に寄ってくる女などいるわけない……おかしいぞ?」
と女詐欺師に騙されなかった。
有用、無用だなどはみな小物どもが騒いでいるにすぎぬ主観なのだ。
みな、このように無いものを有るものと思いこんでいる。 西洋では『復讐するは我(神さま)にあり』だけど東洋では『以直報怨』だからな
死刑反対の思想が東洋ではキリスト教の影響が強い地域でしか拡がらないのもこの辺の影響強いのかも 荘子ってケンモ感有るよな
低能不細工障害者は人から頼られることが無いので気楽に生きれる
有能は仕事押し付けられて苦しみ体壊して短命となるので結局は低能の方がいいみたいな思想 最近論語読んでるけど古代中国人レベル高すぎだな。
当時の人間のほうが頭良いよ
>>58
老子 徳を以て怨に報じるべき
孔子 徳を以て怨に報じるならば、何を以て徳に報じれば良いのか、直を以て怨に報じるべき
探せば表裏どっちもあるのが中国哲学 老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者である 紀元前500年
孔子(こうし/くじ、英語: Confucius [kənˈfju.ʃəs]、拼音: Kǒng zǐ 、朝: 공자 [ˈko̞(ː)ŋd͡ʑa̠]、紀元前552年または紀元前551年 - 紀元前479年)は
釈迦(釋迦、しゃか)は、北インド[2]の人物で、歴史上に実在した仏陀、仏教の開祖。ただし、存命していた時代については後述の通り紀元前7世紀、紀元前6世紀、紀元前5世紀など複数の説があり
イエス・キリスト(古代ギリシア語: Ίησοῦς Χριστός[注 1], ヘブライ語: ישוע[注 2]、 ラテン語: Jesus Christus[注 3]、伝:紀元後1年 - 紀元後33年[注 4])は 古代でこれかよ(´・ω・`)人間の進歩の無さに辟易するけどこういうのも控えた方がいいんだろうな ってかこういう老子や論語を知らないで生きている人がいるんだな >>49
他人の評価が一切入り込まないことを
前提として自分とは何か?
これを追究して言った先に真の自分がある >>6
むしろ禰衡なら褒めてるだろ
曹操に粛清躊躇させたのってあいつくらいだろ >>66
ヤスパースのいう枢軸時代(大日本帝国とかナチスとかああいう悪い枢軸はこの際は忘れて)だな。
同時期に大哲学者が各地に出た。 仏典ではお釈迦様がご入滅後500年ごとに神仏が現れて
この世を守ってくださるという
00年がキリスト様
500年頃が聖徳太子
1000年 ?
1500年 ?
それ以降はお地蔵様がその役目をしてくださる 俺は高校時代から倫理社会が好きだったんで
こういうのに興味があった
バイト先の先輩がキルケゴールと老子って題名で卒論書いたのも印象的だった えーと東で餓えたとき民を西にやって
食糧は東に送ったというが
西は民が増えても余裕があって
東に民まだ残ってるってことでいいのけ? >>78
俺もよく知らないけど
>東で餓えたとき民を西にやって
と言うのは労働力の増強かもね
避難民じゃなく 嫌儲メンは韓非子だろ
オーケストラの中には演奏してるフリをする奴がいるから一人で演奏させろ、とか性格悪すぎて好き こういうスレで最近乱れてる嫌儲民に知恵をつけてあげよう ちょっと前に漢詩のスレがあったじゃない
あれはちょっとレベルが高すぎるから 孟子なんてすでに何人も全訳書いてるのに、
なんでやってるんだろ・・・ みんな論語や宗教を知らずに刑務所に入って死刑囚になってそこで
初めて宗教に出会うって悲しいですな ケンモメンの理想は荘子とかエピクロスだと思うよ
逍遥遊、隠れて生きよ >>92
そうだね
もう一つはパスカルだと思うな
論理的思考と感性を同時に持つ ちょうど「むかしむかしあるところに、哲学者がやってきた。」って本を
図書館で借りてきたww >>95
他人を軽蔑し、みずからの慢心のために卑しくなった人、
――かれを賤しい人であると知れ。
『スッタニパータ』132 西洋の哲学ってその部分部分が示されてるけど
それを統一しようとはしないね >>10
墨子は中国共産党でかなり高く評価されているからな 中国4000年の歴史
いくら毛沢東が歴史をすべて捨て去っても
中国共産党にはその歴史が生きている >>49
いや中国語の老子解とか道徳経注とか見てみたけど努力する人は志があるって意味でいいみたいだぞ 自民党は宗教団体なんだなってわかる
戦争戦争って言ってるのは
創造
維持
破壊(再生)
もサイクルなんだな 3章は民を飢えさせてる時点で同レベルってことでしょ
>>49
知人者智、自知者明。
勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。
死而不亡者壽。
ちょっと前後文まで引っ張れば分かるけど
何かを持ち上げて何かを否定するような構文にはなってないんだよ 中国の思想気になってたんだよな今度孔子でも借りてくるかな 言われてみれば
日本でまともなちゃんとした独自の哲学や思想が生まれた事ってないよな
一度も
一応何千年か期間はあったのに >>117
一度は唐から導入した科挙がいまいち流行らずに消える文化なんやで ちょっと待って
50歩100歩の語源にできないこれ? >>16
別にそういう対立の仕方はしてない
スピノザだって汎神論的であるという批判があった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています