「朝、赤ちゃんは何時頃に起きますか・起こしますか?」と聞いてみると、上位5位は下記の結果に。
1位 6時台 36.6%
2位 7時台 26.8%
3位 5時台 11.8%
4位 8時台 9.3%
5位 9時台 4.9%
仕事で出かける時間等、家庭の事情があるのかもしれませんが、約半数が5時・6時台に起きているようです。
また、みんなのコメントを見てみると、赤ちゃんを起こすか問題や、睡眠について悩んでいることがうかがえます。
「赤ちゃんを起こすべきなのか、起きるまで待っていていいのか…」(すみぃ)
「起きる時間が毎日違う…」(クロちゃん)
「子どもを起こさないように起きて自分の身支度を済ませてから、子どもを起こしたいけれど、身支度を始めたくらいに泣いて起きるので、結局何もできずに子どものことを先に済ますか、泣いていても声をかけながらも先に自分のことを済ませています」(たまひよ)
「夫が起きる少し前に起きるから、その後、再度寝そうな時に夫のアラームが鳴ってしまう…」(だあい)
朝、赤ちゃんが起きない場合は起こしたほうがいいのか、早起きしすぎてしまう場合はどうすればいいのか等の赤ちゃんの睡眠の悩みについて、乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(和氣春花)さんにアドバイスをいただきました。
一定の生活リズムを作ることがベースに
「赤ちゃんを起こすべきか。でもせっかく寝ているのに起こすのはもったいないような気もしてしまう…」と悩んでしまうこと、ありますよね。反対に、まだ起きてほしくないのに起きてしまうというお悩みも、とてもよくご相談をいただきます。
まず知っておきたいのは、赤ちゃんの生活リズムを作ることが大切だということです。
おおよそ、同じくらいの時間に起きて朝陽を浴び、同じくらいの時間にお風呂に入って、暗くして就寝する、というイメージです。
生活リズムが整うことにより、寝つきがスムーズになったり夜泣きが減ったりすることも期待できます。
この赤ちゃんのリズムを整えるために重要なのが『朝陽を浴びること』です。
体内時計(正確には概日リズムと言います)は、朝陽を浴びることで『朝だ!』と認識して時刻を整えます。
そのため、毎日同じくらいの時間に起床して、身体の時計を整えることがリズム作りのために、そして夜泣きや長時間の寝かしつけなど、ねんねトラブルの予防のために重要なのです。
せっかく寝てくれているならもう少し寝ていたい…という気持ちは、私も生後3ヶ月の息子を子育て中で、心から同意なのですが、できるだけ同じ時間に起こして、カーテンを開けて朝陽を浴びさせることをおすすめします。
また、反対に起きてほしくないのに起きられてしまう…というお悩みも多いですよね。
これは「早朝起き」と呼ばれるトラブルの1つ。朝4時や5時など早い時間に目覚めてしまって、そのまま寝ついてくれず、朝になってしまう…と悩まされている方はたくさんいらっしゃいます。
早朝起きの主な要因は次の8つです。
@光漏れ
A早すぎる就寝時刻
B昼寝の長さ
C昼寝〜就寝までの時間が長すぎる
D生活リズムの乱れ
E長すぎる午前寝
F室温の変化
G早朝起きしたときの対応
望んだ時間に自然に起きてくれるに越したことはないのですが、相手は赤ちゃん。なかなか思い通りにはいかないですよね。
それでも、少しでもママの眠りの時間を確保するために、ぜひ思い当たることがあれば改善してみてください。そして、ねむい時はぜひ朝寝や昼寝で、赤ちゃんと一緒に寝てしまってくださいね」(ねんねママ(和氣春花)さん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fa94477a9048791b09681233de80728c8e2ea97