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 茨城県信用組合は27日、30代の男性職員が取引先14社・個人から約1247万円を着服したと発表した。職員は死亡し、信組が全額を弁済した。

 信組によると、職員は茨城町の奥谷支店で融資業務を担当していた2022年4~10月、町内の個人客や事業所から定期積み金や定期預金のために現金数万~数百万円ずつ預かり着服した。遊興費や借金の返済に充てたとみられる。

 10月末に職員が出勤せず連絡も取れなくなり、別の職員が積み立てを求めた客に「既に現金を渡した」と言われて発覚した。問題の職員は11月に死亡した。信組は警察に相談しており、被害届を提出する方針という。【森永亨】