『ミンキーモモ』最終回の悲劇から40年 「打ち切り」騒動後も無理難題が突きつけられる

当時の女性声優として高い人気を誇っていた小山茉美さんが、主人公であるミンキーモモを演じ、
主題歌を担当していたことが高い年齢層にもアピールできた要因です。
そのため、アニメ雑誌での扱いも当初から大きなもので、全年齢層が楽しめる作品となりました。

その一方、本来の目的である女児層の人気は、可もなく不可もないという平均点だったようです。
スポンサーのポピーで販売する関連オモチャの売り上げも、それほど高いものではありませんでした。
そのため、番組は本来の予定である1年(52話)を前に42話で打ち切りになることが決まります。

しかし、これにアニメスタッフが猛反発しました。
そこで広告代理店である読売広告社がなかに入る形で46話まで製作するということになり、
第43話から最終回に向けた伏線を入れ込んだストーリーとなります。
そして、後世に残ると言われた衝撃の第46話「夢のフェナリナーサ」へと続くことになりました。
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