【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は27日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長を同国東部の前線都市バフムート(Bakhmut)に招待した。

【写真】昨年7月にキーウを訪問したバッハ氏を迎えたゼレンスキー氏

 ロシアと同盟国のベラルーシは、昨年2月にロシアがウクライナに侵攻したことから、五輪などの国際大会への参加を禁じられた。だがIOCは25日、ロシアとベラルーシの選手の2024年パリ五輪参加に向けた「道」を模索すべきだとの見解を示していた。

 ゼレンスキー氏は「中立性など存在しないということを自らの目で確かめられるよう、バッハ氏をバフムートに招待する」と表明。「ロシア人選手の中立旗はどんなものであっても血塗られていることは明らかだ」と断じた。

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