日刊スポーツ 2023年1月27日13時0分

大横綱のまげ姿も、いよいよ最後となる。

元横綱白鵬の宮城野親方の引退相撲が28日、東京・両国国技館で開かれる。史上最多の45度の優勝や幕内通算1093勝など数々の記録を樹立した同親方だけに、引退相撲は発表当初から関心が高く、チケットはあっという間に売り切れた。注目度が高い節目の催しを、いくつかの視点から紹介する。
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●母の誕生日に

現役引退から1年が経過した、昨年9月5日。オンライン会見で宮城野親方は、23年1月28日に東京・両国国技館で「白鵬引退宮城野襲名披露大相撲」を開催すると発表した。

開催日は母タミルさんの75歳の誕生日。節目の日に大横綱の“最後の勇姿”を見せる意欲を示した。

●500万円の超高額チケットも

引退相撲の発表から2カ月後の昨年11月1日からは、チケット販売がスタート。最後の大銀杏(おおいちょう)にはさみを入れられる特別体験プログラムも販売した。

500万円と100万円のコースを設け、宮城野親方との食事会やVIP専用ラウンジの利用など豪華体験を味わえる内容になっているという。

複製不能なデジタル資産「非代替性トークン(NFT)」を利用した特典も用意されているなど、今までにない取り組みを積極的に活用している。

●「最後の土俵入り」は? 断髪式は?

当日は十両土俵入り→十両取組→白鵬最後の土俵入り→断髪式→幕内土俵入り→中入り。スケジュールは午前10時開場、同11時取組開始、午後4時打ち出し(予定)。

「最後の土俵入り」と銘打った横綱土俵入りでの太刀持ちと露払いにサプライズ起用はあるとされている。

さらに「400人の半分くらいになるんでしょうかね」という断髪式の参加者にも注目が集まる。

現役時代から各ジャンルの著名人との親交が深かった同親方だけに、そうそうたる顔ぶれが並ぶだろう。

※続きはリンク先で
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