仮放免となった外国人は施設を出て、地域で生活をおくることはできても、働いて労務の対価を受け取ることや、国民健康保険や生活保護などの制度を利用することが認められていない。そのため、仮放免者は預貯金を取り崩したり、知人・友人からの援助や借金に頼るしかない経済状況にあり、極度の貧困状態に追い込まれている人も少なくない。
仮放免者を労働や社会保障制度から排除し、貧困状態に固定化している日本の入管政策は、国際社会でも問題視され始めている。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20230113/pol/00m/010/004000c